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フォスター名歌のすべて 価格: 1,733円 レビュー評価: 4.5 レビュー数:3 フォスターの曲ならこれ一枚あればOKー、とは言い切れないでしょうが、しかし有名どころはほとんど収録されています。男声、女声ともに透き通るような伸び、繊細さ、そしていきのよさ、どれをとってもすばらしい歌唱力の合唱団だと思います。 一曲目の"夢見る人"ですが、誰もが知っているあのメロディが始まる前に、ショート・オープニング(?)とでも言うのか、これまで一度も聴いたことのない混声のハミングが、それこそ切ないまでにほとばしり出てきて、(このハミングは、オリジナル・スコアにもともと書いてあるのかどうか知りませんが)一気に引き込まれてしまいました。すべて名曲ぞろいですが、中でも6曲目の、"赤いバ |
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吉松隆:ファゴット協奏曲 価格: 1,050円 レビュー評価:3.5 レビュー数:3 この内容でこの値段は安すぎである。尾高賞を馬鹿にしているのか、と聞きたいくらいである。協奏曲のオリジナルにアレンジを加えるのは奏者のおごりであり、まして素材がいいのだから悪いわけがない。内容に不足ないのだが、協奏曲が短くなっていて、素材が泣いているようにも伺える。 |
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カイロの紫のバラ【字幕版】 [VHS] 価格: 3,990円 レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 現実の世界では八方ふさがりの主人公(ミア・ファロー)が、全てを忘れるために通っていた映画館の映画の世界に、いつのまにか入れるようになって、映画の主人公とステキな恋をするという夢のようなストーリーにもう夢中になってしまいます。 最後、主人公は夢の世界に生きるのか、現実の世界に戻るのかに悩み、結局・・・。 その選択の結果と理由に、まるで自分の姿を見るようで、このシーンを思い出すたびに涙が出てきてしまうのです。 |
カイロの紫のバラ [VHS] 価格: 3,990円 レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 監督・脚本:ウディ・アレン 出演:ミア・ファロー、ジェフ・ダニエルズ、ダニー・アイエロ、ダイアン・ウィースト他 1930年代、何度も同じ映画を観続ける根暗な女性。ある時「君、この映画が好きだね。今まで5回も見てるね」と突然スクリーンから飛び出してくる彼女のヒーロー。そこから繰り広げられるアレン流のラブコメ。出演者達はあきれて暴走。 現代人なら誰もが持つアイドルとの純な妄想。そして現実とのギャップ。その葛藤を見事にフィルムに収めたアレンに拍手。 ミア・ファローの可愛い演技が映える一本。 カンヌ映画祭国際批評家賞受賞 |
カイロの紫のバラ [DVD] 価格: 3,990円 レビュー評価:4.5 レビュー数:10 みなさんもたぶん、映画の中の人物に自分がなってみる想像をしたことがあるだろう。そんな、誰しも経験するような夢を実現させたような映画。その発想とアイデアがすばらしい。感心してしまった。“全映画ファンの夢を叶える”というキャッチコピーも、なるほどなと思う。
映画の登場人物(トム)が映画から抜け出した後、映画の中に残っている人々が混乱してしまう様子や、現実世界と映画の中の人々との対立など、とても奇抜でおもしろい。現実の世界の女性・セシリアとトムとの恋を、映画の中の人々が応援する場面などは、ちょっとグッとくるところだ。でも、セシリアの選択は現実的だった。(女って、やっぱりそ |
トウキョウソナタ [DVD] 価格: 4,935円 レビュー評価:4.0 レビュー数:16 当初から家族はバラバラな印象ではじまり、それが加速して行く物語が展開すると、黒沢清ならではとも言えるのだろう独特な場面が連続する感じもちゃんとある。
サラリーマンの人の、時代の変化の中で安泰だったコースが、足下から崩れていくことの不安や、夫が家族にリストラ後の事を知られまいと必死に社会的体裁を繕うという姿は、現実的に男としては充分わかる部分は多々あるけれど、やはりどうかというとその人たちの反応は過剰で、コメディ的にも思える。しかし、現代のたしかに現実なのだと言う意見には異論はない。
夫婦役の小泉今日子と香川照之、ふたりの息子たちの演技もいい |
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